東日本大震災から、もう一年以上たちましたね。まだまだ地震の爪痕はたくさん残されていますね。私たちに日本人にとって忘れることのできない出来事でした。
あたしが小学校に入ったとき阪神大震災の映像を朝、TVのニュースで観て、まっさきに「本当にここは日本なのか?」って思いました。
日本という国の不甲斐無さを感じ、そして現実がとてもショッキングでした。
それから年月がたち、再び私の人生のなかで日本が大地震に襲われました。現状は、大昔におきた戦争の”現実ではないような世界”ってこういうことなのだろうか?何もかもが信じ堅いものでした。
そんな被災地を、地震の少しあとに訪れました。そのときは大学で『喪失』というテーマの課題で、今の時期にこれ以外マッチするものはないと思って、考え始めてからは、すぐに決まりました。
バスで仙台まで帰り、それからは車で一時間くらいで行ける距離でした。
被害の大きさを目の当たりにし、動揺しながらも限られた時間のなかでひたすら写真を撮りました。じりじりと焼けるように暑い日で、ハエと匂いでくらくらしながら、しっかりしないとと言い聞かせました。
撮った写真は結構な量だったのですが、課題を終わってからは、あまり見返さないように意識的にしていました。
でも、最近になってちゃんと見てもらいたくて、最近先生にみてもらいました。
周りに振り回されてしまったせいで、ほとんどいい写真は残りませんでしたが私の組写真2枚です。
震災の写真は今、たくさん世の中に出回っています。でも、被害の大きさだけでなく、被害にあった場所のなかから感じたものを映しました。
xx
Anna
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